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様々な脊椎動物の食性と
味覚受容体の関連
様々な脊椎動物(魚類・両生類・鳥類・哺乳類・霊長類など)の食性と味覚受容体の関連を調べています。
動物は味覚を用いて食物を摂取するか忌避するかを判断しています。味覚は、甘味、うま味、苦味、酸味、塩味の5種類の基本味に分けられます。そのうち、甘味(T1R2+T1R3)、うま味(T1R1+T1R3)、苦味(T2R)、酸味(Otop1)の味覚受容体が明らかにされました。当研究室では、様々な脊椎動物(魚類・両生類・鳥類・哺乳類・霊長類など)の食性と味覚受容体の関連を調べています。具体的には、培養細胞発現系を用いて、それぞれの味覚受容体がどのような食物成分に応答するかを調べています。また、in situハイブリダイゼーション法を用いて、各味覚受容体がどの部位でどのようなパターンで発現しているかを調べています。さらに、モデル生物であるマウスやゼブラフィッシュを用いて、味覚に関連する遺伝子を改変した動物を作製し、味覚行動に関する表現型を解析しています。
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